<本記事は、2012年のブログから再投稿しています>

TOEIC600記事の最後は、文法についてです。

今まで記載してきた、1.単語 2.リスニング 3.問題集 の方法で600点にいかない場合は、早めの段階で文法にしっかり取り組む時間を設けられることをお勧めします。

本当は、文法の学び方についてお勧めしたいのは、先に好きな英語書籍やネット上の英文を読んで、わからないところを復習するという方法なのですが、それが効率的になるのはきっとTOEIC700位からだと思います。それまでは、文法の参考書にしっかり取り組んで基盤を固める方がいいです。

TOEIC600未満で、「文法のどの部分が苦手ですか?」と訊かれた際に、「全部苦手」「どこが苦手かもわらからない」という場合は、文法の参考書に一冊取り組む、それでもわからない箇所は人に教わる等して、一通りのルールを身につけることが必要です。
理由はシンプルで、文法がある程度わかる人は、学生時代に割とまじめに英語の授業を受けていて、例え忘れていても基盤ができていますが、文法がちんぷんかんぷんな人はその経験値が足りていないからです。でも苦手意識を持つ必要はなくて、やってなかったら今やればよく、やればその分は埋められます。

文法の参考書を読んでいると、私の場合は眠くなります。単語本と同じです。そこで、眠くならずに尚且つ理解度も高まる方法を記載します。「勉強した文法知識を使って、自分の興味のある題材を使って例文を作り、音読する」というものです。

次に、具体的な例を挙げます。
例えば、現在進行形の受動態を学んだとします。参考書の例文にThe machine is being repaired by Mary.と載っていても、何のマシーンやねん、メアリーって誰やねん、と感じてしまうと、眠くなるし理解もしづらくなります。

そこで、自分の興味のある例文に作り変えます。私なら、The drums are being broken by YOSHIKI.にすると、LIVEで大暴れしたYOSHIKIさんにドラムが壊されている映像が、鮮明に浮かびます。これなら眠くならないし、理解できます。

自分で例文を作るポイントは、自分が大好き人やもの、もしくは自分の生活のシーンに当てはめる、鮮明に映像がイメージできるようにすることです。一から作らなくても、参考書に載っている例文の一部を変えるだけでいいです。

例文を作れたら音読します。黙々と参考書を目で読むだけだと眠くなりますが、英語を口に出していると脳が活性化して眠気も覚めやすいです。また、口に出すことで構文が体に入っていくので、「知っている文法」から「使える文法」に変えていけます。「使える」状態になると問題を解くのも速くなります。

文法でも単語でも「自分が映像をイメージできる例文を作り、音読する」という工程を加えると、理解度と定着度が上がります。あと、文法は英語学習の中で一番、人に教わるのが効率的な パートだと思います。文法は難しくないです。パズルみたいなものですので、苦手意識を持たず一つずつ取り組んでくださいね。

 

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